ファンタスティック映画主婦

雑食つまみ食い系映画感想ブログ

ジュラシック・ワールドーー恐竜目線で観てみると…★★★☆(3.8)

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ジュラシック・ワールド (吹替版)

 あらすじ

「ジュラシック・ワールド」は毎日2万人以上の来場者が押し寄せる高級リゾートテーマパーク。しかし、遺伝子組み換えによる新種の恐竜「インドミナス・レックス」が檻から脱走し…。

 

 
 
 
名実共に2015年の最大ヒット作。先月、blu-ray&DVDが発売されまして、早速購入。
いやー、面白かったです。結論から言えば。
ちなみに、基本吹替で観ています。主演の二人(玉木宏と木村佳乃)は目くじら立てるほど悪くないと思いましたよ。まぁ木村さんは完全に某相棒の政治家でしたけれど、逆にクレアのイメージとしてはぴったりだったんじゃないかなー、と。
 
 
わたしは過去作は全て劇場で観ていたし、本当は今作も劇場で観たかったのですが、諸事情により断念。いや、本当、でかい映画館で観られなかったのが心底残念に思えました。
コレ、絶対映画館で、しかも3D以上で観ないとダメなやつだよね…。
 
というのも、はっきり言って、話はかなりめためたなんですよ。「はぁ?」の連続なんです(苦笑)。
多分映画館でうおー!ってなりながら観たら気にならないような粗でも、家で2Dなんかで観ちゃったら、気になって気になって仕方がない(笑)。特に一番重要なインドミナス脱走の件…どう考えても人間の凡ミスでしょ!!
 
あとね、致命的なのは登場する人間たちの誰にも感情移入できないこと…主人公のクレアは数字主義のカタブツで、オーウェンはやたらにキザい(これは吹替担当した玉木宏のせいでもある…笑)。兄弟の子どもたちザックとグレイもなんていうか、魅力に乏しい…二人の頑張る姿はよかったんだけど、もう少し幼い子の方がよかったかなぁ…(って好みの問題?)。
 
唯一、パークスタッフのロウリーがわたしは気に入りました。
散らかった机まわり、常に傍らにはコーラ?の飲み物…なんて辺りは1のネドリーを彷彿とさせますが、彼はある意味「ジュラシック」シリーズの良心。インドミナス(「ワールド」そのものとも言える…)の存在を否定し、「ジュラシックパークはレジェンドだった」と言ってくれ、ラストには重要な活躍を見せてくれます。
ジュラシックパークの事件に関して、当事者以外の、第三者の客観的な評価を劇中の人物が言っていたことってなかったと思うので、観客としては彼の意見は嬉しいよね。
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お気に入りのジュラパTシャツはネットで150ドルでした。
 
 
しかし!今作の主役は人間ではありません!
以下、ネタバレと若干の誇張と偏った主観による人物紹介をしていきますよ〜!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今作の実質的登場人物

ブルー
今作の実質的ヒロイン。ラプトル4姉妹の長女で訓練士オーウェンの恋人。しかし突如現れたミナ子に嘘を吹き込まれ、その信頼を裏切る結果に…。最終的に異種族間のギャップを埋めることは叶わず、オーウェンとは別れを選ぶ。
妹にチャーリー、デルタ、エコーがいる。ちょいハゲデブの人間はエサだと思っている。
青みがかった肌が特徴。
 
 
ミナ子
今作の実質的ヴィラン。様々な動物の遺伝子を組み込まれた人工生物。隔離されて育てられたため、外の世界へ憧れを抱いている。幼い頃その強さ故、実の妹を殺してしまった過去を持つ。
はじめて塀の外へ出た時に人間の男たちに陵辱されたことから人間への憎悪を一層募らせる。自分の存在理由がわからず、能力を暴走させるうち、殺戮への快楽を覚えていく。
肌の色は白め。
 
 
ティラミス・レクシィ
今作の実質的姐御。22歳。その圧倒的な強さでイスラ・ヌブラル島を統治してきた女王。現在は「ジュラシックワールド」の用心棒。
首筋に、過去の決闘で負った三本の傷跡がある。
 
 
モサ美
今作の実質的ラスボス。極度の恥ずかしがり屋だが、自分の領域を侵すものに容赦はしない。好きな食べ物はサメ。
 
 
 
その他モブ(人間たち)
オーウェン
ブルーの恋人。しかし次第に同種族の人間であるクレアへ惹かれていく。
クレア
パークの責任者。戦闘能力は低いがハイヒールでも早く走れる。今作の実質的片山雛子。
ロウリー
仕事中にプライベートな話をしたり、ワークスペースを散らかしていたり、仕事への情熱は低いが、恐竜への愛と正義感は人一倍。
ヴィヴィアン
パークスタッフ。ボーイフレンドがいると言ってロウリーのキスを拒む。
マスラニ(声・大塚芳忠=イアン・マルカム)
下手なくせにやたらヘリを操縦したがる。インド人。大富豪ランキング8位。
ハマダ
食事以外ではじめてのミナ子の犠牲者。
ホスキンス
ラプトルのエサ。
バリー
オマール・シー。
グレイ
ガキ。
ザック
ませたガキ。
 
 
 

今作の実質的あらすじ

舞台はコスタリカ領イスラ・ヌブラル島ーかつて最強の女王によって平和が保たれていた島…。
 
現在はテーマパークとなったその島で暮らすブルーは遺伝子操作を施された兵士女子。訓練士のオーウェンとは、子弟愛を超えた絆で結ばれていた。しかしある時、実戦中に出会った自分と同じ遺伝子を持つミナ子に自らの出生について知らされ、自分とオーウェンが結ばれることはないと気づく…。ブルーは自らの妹たちや仲間であるミナ子を守るため人間との敵対することを選ぶが、それはミナ子の策略であった。
 
ミナ子は自らを生み出した人間を恨んでおり、また自分こそが頂点捕食者に相応しいと考えていたため、人間ともども全ての生き物を皆殺しにしようとしていたのだ。ブルーはそんなミナ子の態度に違和感を覚え、再びオーウェンを信じることにする。妹たちとともに強大な力を持つミナ子へ闘いを挑んだブルーたちだったが、ミナ子はあまりに強く、ブルーは倒され、デルタとエコーは殺されてしまう。
 
そんな中、ついに姿を現したのはかつての島の支配者であるティラミスだった。ミナ子と同等に渡り合うが、ティラミスをもってしてもミナ子の力の前には敵わない。
絶体絶命に陥ったその時、意識を失っていたブルーが目を覚ます。ティラミスと共闘し、ついにミナ子を追いつめる。
深手を負いつつもなおも牙をむくミナ子だったが、そこはモサ美の領域。ミナ子は背後からモサ美に襲われ海の底に沈んでいった…。
 
助太刀してくれたティラミスにブルーは礼を言うが、彼女は「良いってことよ」と去っていく。その風格はまさしく女王そのものであった。ブルーは、恋人であったオーウェンに別れを告げ、一人島で生きて行く決意を胸に、彼の前から姿を消す。
こうして、かつてのように人間のいなくなった島ではティラミスが再び統治者として君臨し、島の秩序を守るべく立ち上がる。こうして、恐竜の楽園、イスラ・ヌブラルに再び平和が訪れたのであった…。
 
 
 
 
 
ええと、こちらも、主観が入ってなかなか読み応えのある、wikiさんのティラノの解説も載せておきます。
島が無人となった後はヘリポートで廃墟と化したパークを見渡しながら、再び自由を取り戻した事への歓喜と、憎き人間たちに二度とこの地に近づくなという警告を込めて雄叫びを上げていた。ジュラシック・ワールド - Wikipedia
 
 
食われっぷり大賞
スタントなしで頑張った子守担当★★★★
ラプちゃんを前にベラベラ喋るホスキンス★★★
ズドン、ズドン、ズドン、ガブっ!★★★★
総合★★★☆(3.8)
 
 
 
 
 
レックスっていうとどうしてもこちらを思い出してしまうわたしは「家なき子」世代(笑)。ピーマンがぶりはいまでもトラウマ。

 

 

 

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