ファンタスティック映画主婦

専業主婦の専業主婦による専業主婦のためにはならない映画ブログ。考察などとは無縁の感想文は基本ネタバレ。独断と偏見による☆採点 満点は★5

パシフィック・リムーーロボット!カイジュー!ヤッホーイ!★★★★★(5.0)


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あらすじ
悪いカイジューと大きなロボットが戦います。






久々の更新なのに、あらすじが雑すぎ。
いや、でも他に言いようがないんです、これに関しては。

ええと、本当は地上波初放送を前に再び盛り上がっている時に投稿するつもりが随分とのびのびになってしまいまして…。
まぁせっかくなので、わたしもパシリムが大好きだ!という気持ちを表明しておきたいと思います。



物語の最後についてネタバレしています。
あと、かなりどうでもいい個人的な話が続きますので興味のない方はそっとじでお願いします。














まず個人的な話をすると、わたしの最初の映画体験と呼べるようなものが「平成ゴジラ」にあるというわけでございまして。
ちなみに、初めて観た映画はドラえもんの「パラレル西遊記」(だいたいの歳がばれそうだな…笑)で、まぁその時は映画館に行くこと自体とても特別なことだったので、もう十分楽しかったわけです。


で、その後もドラえもんやら東映アニメフェアなんかを子どもらしく観に行っていたのですが、ある時、テレビで放送されていた「ゴジラVSビオランテ」にものすごい衝撃を受けまして。
ビオランテの触手に人が捕まる様子とか、海にたたずむビオランテのグロテスクさとか、子どもながらにめちゃくちゃ怖かったんですが、でもそんなことをさしおいてもとにかく超面白かったんですね。

話の内容なんて全く理解してなかったけれど、とにかく「なんかすげぇ‼︎」と。
そんなわけで、初めて自分から「観に行きたい!」と親に頼んで映画館に連れて行ってもらったのが、「ゴジラVSモスラ」でございました。「モスラ〜や、モスラ〜♪」のテーマソングも当時の子どもたちの間で大流行してたしね。今の若い子は知らんだろうが、あの頃はみんなゴジラが好きだったんだよ…(遠い目)。

そして次作、「ゴジラVSメカゴジラ」がわたしにとって忘れられない映画となったのです…。というのも、映画を観て涙するということを初めて体験した映画がメカゴジラだったのです。
メカゴジラゴジラのバトルに胸が熱くなり、ラストの展開(ネタバレになるので言いませんが)にはもう号泣。今思い返すとわけがわからないけど(笑)。その後も「VSデストロイヤー」まで毎年観に行きましてね…最後溶けていくゴジラを観ながらむせび泣きですよ(今思うとヤヴァイJCだったな…)。
なので、平ゴジの悪評なんかを耳にすると今でもちょっと悲しい気持ちになります…大人になってから見返せば、「なんだかなぁ〜」と思うところも多々あるのですが!それも含めて、「平成ゴジラ」シリーズはわたしの大切な思い出となったのでした(「VSスペースゴジラ」は別)。

しかし、そんな子ども時代を過ごしたわたしもすっかりいい大人。ゴジラも怪獣もとうの昔に卒業し、『パシフィック・リム』公開当初は「こんなん誰が観に行くんだよ(ケッ)」と、かなり冷めた目で見ておったのでございます…。
けれども、監督がわたしのオールタイムベストに入れたいファンタジー映画『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロだと聞けばトランスフォーマー的なロボ対戦ではないだろうな、とちょっとした期待を持って観てみたんですけど…


なんだよ超大好きなやつじゃねぇかよおぉ!!(泣)

と心の中で叫んだのでありました。

えーと、前置きがかなり長くなりましたが(笑)、以下わたしの「パシフィック・リム」お気に入りポイントを挙げていきます。



①挫折から始まる物語
まず訴えたいのは、この物語が怪獣との戦いに一度勝ち、そして再び敗北するところから始まるということ!
それは最初から怪獣に挑む、という話より盛り上がります。スポ根ものにおいても、「経験少ないの天才肌」より「挫折したチャンピオン」の方が好みのなのでね。


②ロボット(イェーガー)がかっこいい
見た目はまぁ、いわゆるガンダム体型でゴツゴツした感じなんだけど、操縦は立ち乗りです。人の足に装着した装置とロボの足が連動して動くのだけれど、それがカラクリみたいになっているのと、ガシーン、ガシーンというロボの質量を感じられるのが萌えます。コックピットが頭の部分にあって、それが体とくっつく出動シーンもBGMの効果もあって激アツです。


カイジューが生っぽい
海からやってきたという性質上、どの怪獣も基本ウェッティなんですね。質感もぬめっとしていて、青い液体やら青い触手やら、粘膜が青光りしているのもいい意味で気持ち悪い。それでいて愛嬌もあるっていうその加減が絶妙で好み。
個体それぞれ個性があるのも素敵。特に好きなのはオオタチ。いきなり羽が生えて飛び立つとか反則でしょ。初見では「飛んだ〜!」って思わず歓声をあげちゃった。


④脇役が魅力的
主役の二人はまぁ普通なんだけど(特に菊地凛子演じるマコは日本人女性という以外特徴はない…笑)、司令官のペントコスト、エンジニアのテンドー、イェーガーパイロットの屈強なロシア人夫婦、ギャングのハンニバル・チャウ…。みんなキャラが立ちすぎてて、彼らだけのスピンオフ作っても面白そうなんだよね。
特にわたしが大好きなのは、怪獣研究チーム、ニュートン&ハーマンのコンビ。吹替ではベテランの古谷徹三ツ矢雄二が担当しており、二人の息のあったやり取りはずっと聞いていたいくらい。反目しあっていた二人が「悪い怪獣をやっつけよう!」とハンドシェイクするシーンは胸が熱くなります。
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研究者はオタクでなければならない。

個性豊かなキャラがたくさんいるので、人それぞれお気に入りが見つけられそう。


⑤基本は殴り合いという戦闘方法が好き
一応、「(毒性が強い)怪獣の血液の飛散を最小限に抑える」ために銃などを使わない怪獣プロレス戦法が採用されているという設定のようですが、それはあくまで建前。本音はそっちの方が面白いからだよぉぉぉ〜!
イェーガーなんてすげぇロボ作ってるくらいなんだから、もっと効果的で被害の少ない兵器なんて軽く作れそうなんだけど。っていうツッコミはNGですよ!


⑥世界の危機をみんなで乗り越えよう!
司令官は黒人だし、基地は香港、防衛組織の職員やエンジニアにも様々な人種の人が確認できる。
地球規模の危機を、世界中のさまざまな人種の人間が関わって立ち向かおうという姿勢をしっかりと描いているのも素晴らしい。冒頭、イェーガーの組み立て(?)に携わる女工東南アジア系の顔つきだったりするし、ちゃんと一般の人にもスポットが当たっているのも嬉しい。そう、危機に立ち向かうのは白人やウィル・スミスばかりじゃない。
ただ、被害に遭うのは環太平洋沿岸地域なので、ヨーロッパの人たちはあまり本気出してないのかな、という感じ(笑)。


⑦キスしないよ!
ラスト、「ジプシー・デンジャー」を自爆させて海底の異次元の裂け目を破壊したローリーとマコ。互いの生還を喜び、互いの想いを確かめ合った二人は…額をくっつける!いいね、これ(笑)。
お約束のラストキスがないので、親子でも最後まで気まずくなることなく観られます。




…とまぁ、いろいろ書きましたけどね、わたしなんてロボに関しては完全なトーシロだし、もっと詳しく解説してくれているサイトやブログもたくさんあるのでそちらを読んだほうが絶対にためになるわけですが。でも、好きな気持ちだけは記しておきたい…そんな気分で書いてみました。

わたしみたいなポンコツ三十路が観てもものすごく熱くなれるし、ロボマニアや怪獣オタク以外にも門戸を開いてくれている「パシリム」は、なんとも懐の広い、愛すべき映画なのであります!


続編はよ!
(監督がデル兄でなくなったのは残念ですな…)