2024年新作映画ベストテンとご挨拶
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開店休業状態の当ブログですが、皆さんいかがお過ごしですか。
まず、最初にお知らせさせていただきますと、今回のエントリーで当ブログの更新は最後となります。
ええっ!?まじ!!?
(自分で驚くな)
2015年に開設してからなんとなくぼやぼやと続けてきましたが、もう最近はなかなか記事をあげることもままならず、そろそろ潮時カナーと思い。これまでお読みくださった方、検索などでここまでたどり着いてくださった方、さらにブログ経由で繋がることのできた皆さまには、この場を借りて感謝の意を述べさせていただきたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。
ブログじたいは多分残すと思いますが、そのうち閉鎖するかもしれません。いろいろと書いてきて思い入れもありますが、まあ若干黒歴史になりつつある面もあるからね……(おい)。
とは言え楽しく書き続けて来られたのも、読んでくださる方、コメントやスターなどで反応くださった方々のおかげです。
重ね重ね、お礼申し上げます。
……と、まぁ前置きはこのくらいにして、最後となる今回は!わー!っとぱー!っと!毎年恒例、新作映画のベストテンの発表!やっちゃうよ~~!!(なんだこのヤケクソ感)
ちなみに2024年の新作映画鑑賞数(レンタル・配信含む)は188本。なんの参考にもならないと思いますがよろしかったら見てってやってくださいな。
- 【選定基準】
- 2024年に日本で一般公開(ビデオスルー・動画配信含む)された映画を対象としています。
- 邦画洋画アニメ実写ジャンル等は不問です。
早速、10位からどうぞ~(っ´ω`)っ


- 10位 便乗邦題と侮るなかれ!
- 9位 わからなくても寄り添える
- 8位 怒りの拳を受けてみよ
- 7位 ベスト配信作品賞
- 6位 新味溢れる青春邦画
- 5位 ベタで王道、そこがいい!!
- 4位 ただ、愛が欲しくて
- 3位 君となら、
- 2位 わたしの欲望があなたを殺す
- 1位 きみとぼくの「September」
- そのほかお気に入り10作
- 未公開映画ベストテン
- 2024年新作ドラマベストテン
- というわけで……
10位 便乗邦題と侮るなかれ!
ツイスター スーパー・ストーム
今年のレンタルスルー界は二大巨頭『エイリアン:ロムルス』と『ツイスターズ』のおかげで大いに賑わいました。
竜巻映画も例年にない盛り上がりを見せ、便乗邦題&ジャケもザクザク。こちらもそんな中で夏ごろにレンタルがはじまった作品なんですが、なんとびっくり、
面白かったんですねー!(笑)
竜巻のCGもしっかりしてて、『ツイスターズ』に家族愛と青春要素を付加したようなストーリーもなかなか◎便乗邦題でスルーするにはもったいない作品。今年の掘り出し物枠です。
9位 わからなくても寄り添える
夜明けのすべて
いい映画でしたな……(しみじみ)。
見た目からはわからないしんどさって、なかなかまわりには理解してもらえなくて、それで余計にしんどくなっちゃうんだよね。医療機関にかかっていたとしても、そのつらさがなくなることはなくて。でも、それを「そっか、つらいんだね」って頷いてくれる人がいるだけでも違うんだなぁなんて思った。
この苦しみがいつまで続くんだろう、とか、いつか普通に戻れるんだろうか、とか、そういう悶々とした袋小路にいたわたしも前向きになれるような作品でした。
8位 怒りの拳を受けてみよ
モンキーマン
デヴ・パテル監督&主演の復讐アクション。
めっちゃくちゃ面白かった~!
パテルさんてあんまりこういう暗い役とかアクションのイメージ全然なかったんだけど、いやぁ、すごく良かった。
やられ演技もちゃんと痛そうだし、身体作りも並々ならぬものを感じました。底辺の人間が権力に挑むストーリーもアツかったし、虐げられた者たちの物語としてしっかりしていた。
今年はジェシー・アイゼンバーグの『僕らの世界が交わるまで』とか、アナ・ケンドリックの『アイズ・オン・ユー』とかもすごく良かったし、俳優監督の当たり年だったのかもしれん!
パテル監督の次回作にも期待しましょう~。
7位 ベスト配信作品賞
キャドー湖の失踪

U-NEXTで配信されたmaxオリジナルの作品。こちらを観るだけで加入してもお釣りが来るんではないかというくらい、最高に面白かった!!
一人の女の子が湖で行方不明になってそれを義理の姉が探す、という話と、同じ湖に暮らす男が母親の死の原因を探るうちに湖の不思議な現象を目の当たりにする、という二つの話が時にすれ違い、交差しながら進んでいきます。
あー、でも出来ればネタバレとか何も見ないで観て欲しい~!
点と点が繋がって全貌が明らかになった時、ぶわりと感動の涙が押し寄せますよ……。
ヒントとして(?)、なんとなく似てると感じたこちらの映画を置いておきます。
6位 新味溢れる青春邦画
HAPPYEND

毎年邦画はあんまり観ないんですけど、今年は例年以上に日本の作品(ドラマ含め)を観たような気がします。
その中でも本作は新人監督、演技未経験の役者さん、というフレッシュさも相まってすごく新しいものを観たという感じがしました。
世界が変わっていくのに、友情だってずっと同じではいられない。でも変わらないものは確かにあって、そこに青春の価値があるんではないか。……なんかそんな話なのかな、と。
どんなに仲良しでも立っている場所が違うと見えているものが違う、という意味では『ブラインドスポッティング』のような話でもあったのかなとも思ったり。
とにかくいろんな要素が複雑に絡み合ってるのに、決して内向きではなくて、ちゃんと社会に目が向いてるところが好きでしたね。
5位 ベタで王道、そこがいい!!
野生の島のロズ(2月公開)
こちら公開は2025年なんですけど、東京国際とかいろんなところで公開されてたみたいなのでこっちのランキングに入れちゃいます。
原作はピーター・ブラウンの「野生のロボット」。人のいない無人島に流れ着いたお手伝いロボットが、渡り鳥の雛を育てていくうちに森の動物たちに仲間として迎えられていく……というお話。
いやー泣いた泣いた。4回は泣いた。
しかも手がぐっちょぐちょになるくらいにベっタベタなところで(笑)。いやロボットと動物の交流云々でこういう風になるやろな、と想像していた通りのことをやってるだけなのに、なんだろ、それを美麗なアニメーションでやられると感情がぐわ~っと昂っちゃうんでしょうな。
「Wild Robot」っていうタイトルを回収するシーンがあるんですけどね、もうそこがめちゃめちゃエモくて最高だったっす。
4位 ただ、愛が欲しくて
システムクラッシャー
この映画のことを思い出すだけでもう胸が痛くなる……。
虐待のトラウマによって感情のコントロールが出来ない少女。母親と暮らしたいけど、それも難しい。施設や里親に預けられてもそこでも問題を起こして追い出されてしまい……。
いわゆるセーフティーネットとされる「システム」からあぶれてしまう子どもをどう救うのか。そもそも救うことなどできるのか?という難題に向き合った映画です。
とにかく主演の少女を演じたヘレナ・ツェンゲルが素晴らしいです。
3位 君となら、
地獄でも大丈夫

今年も面白い韓国映画がいくつもあったんだけど、その中でも特にぶっ刺さったのがこちら。
いじめられっ子だった二人がいじめの首謀者に復讐しようと会いに行くが、そいつは新興宗教に心酔して真人間になっていて……!?というあらすじ。
友情の話と信仰の話、そして人は変われるのかという話が複雑に描かれ、カオスになりそうな一歩手前で踏みとどまっていて、すごく揺さぶられた一作でした。
あとはもう、とにもかくにもラストシーンね。大好き。OKiOKi!
2位 わたしの欲望があなたを殺す
ラストマイル
おそらく今年を代表する一作だったんじゃないかしら。
まあみんな観てるだろうから詳細は割愛。
今年の3月に、ほんと偶然の成り行きで「アンナチュラル」を一気観して、「MIU404」も見て、そのままの勢いでビッグウェーブに乗れたことも個人的にラッキーだったな。
わたしはあまりネット通販は利用しないから「ブラックフライデー」の熱狂とかはイマイチ理解できなかったりしたんだけど、それにしたって便利さは生活を豊かにする反面、どこかにしわ寄せが行っているのだということを改めて考えさせられましたね。
取って付けたようではない、かつファンサービスのなんたるかがわかっている、クロスオーバーの仕方もクレバーでした。
1位 きみとぼくの「September」
ロボット・ドリームズ

こちらも今年を代表する一作でしょう!ほんと大好き。
実はわたしこれ、海外配信がはじまってすぐに観たんですけど、どうやら評判がいいことと絵柄が好みだったことだけで見始めてたので、まさかこんな話だとはまっったく思わなくてですね。
ラスト、もうね、
引くぐらい泣きました。
……ていうか、超くそどうでもいい自分語りさせてもらうと、わたし過去にお付き合いしてた人の着メロ(着メロ!)を「September」にしてたことがあって、まず曲に思い入れがありすぎた(爆笑)。あと、キャンペーンに応募したらポスターが当たっちゃったりもして、なんか勝手に縁を感じちゃったんですよね~。
日本公開がはじまって評価が固まってくる前に新鮮な気持ちで観られたのもよかったなと思います(結局初日に映画館にも観に行っちゃったけど)。
台詞がないからこそ伝わってくる情感と、アニメーションだからこその豊かな表現が見事にエモーショナルに繋がってる作品でしたね。
もうね、ドッグがしっぽフリフリするのがほんといちいちかわいいんだ……!
そのほかお気に入り10作
ありふれた教室
教師の方が観たら胃が痛くなりそうな映画でしたね……。
『ありふれた教室』
— ナオミント (@minmin70) 2024年5月17日
盗難事件が相次ぐ学校で真面目な教師が真相を探ろうと起こした行動が思わぬ余波を生む。保護者からの糾弾、学級崩壊…次第に教師は窮地に立たされる
正当と誠実は時に一致しない。人という複雑さの前で対話は意味を成すのか
子どもたちは大人をよく見ている
大人が思うよりもずっと pic.twitter.com/dbzFW4Py6O
セーヌ川の水面の下に
こんなサメ映画出てきたらもう勝てんよ。
……え、続編作るとか正気ですか?!(笑)
『セーヌ川の水面の下に』
— ナオミント (@minmin70) 2024年6月6日
いるのはサメ!🦈
とにかく人間側が何かしようとする度悪い方向へ行く展開が最後までブレないのがいい。サメはただ生きようとしてるだけ、人間は自滅してるだけ。まさに「サメ関せず」
こういうラストのアニマルパニックものほんと大好き
何もかも人間が悪い。サメは悪くない pic.twitter.com/upIo4vW9ZM
ユニコーン・ウォーズ
これも絵柄と話のギャップがすごいアニメだった。終わりかたも興味深くて、すごい映画観たなって思っちゃった。
『ユニコーンウォーズ』
— ナオミント (@minmin70) 2024年6月18日
テディベアvsユニコーンの血みどろの争い。それは醜い人間世界の暗喩かそれとも崇高な宗教画か…
画的な面白さじゃなくてちゃんと理由があってぬいぐるみなんだな🧸マチズモに染まり引き返す地点を失った主人公が悲しくて怖くて🥺そして予想だにしない着地!
めちゃめちゃ面白い pic.twitter.com/ZrqRlQ2WWI
ぼくが生きてる、ふたつの世界
私事ですが、今年から手話を習いはじめまして。なので手話を題材にした漫画やドラマをよく見るようにしてました。これもすごくよかったなぁ。こんなん泣いちゃうよ。
『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
— ナオミント (@minmin70) 2024年9月22日
ろう者の両親から生まれた聴者の息子。コーダとしての葛藤や戸惑いを抱えつつ成長するも、そこに確かにある家族の愛に気付くまでのお話👪これは泣いちゃう🥺
吉沢亮の家族や友人とのラフな手話(簡単なようで難しい)も見事だし子役の子もそっくりでびっくり
良作です pic.twitter.com/twNdkJb3Ar
アイズ・オン・ユー
アナケンさん初監督でこれはすごいよ。ずっとドキドキハラハラしてたし、めっちゃ面白かった。
『アイズオンユー』
— ナオミント (@minmin70) 2024年10月23日
デート番組で連続殺人鬼とマッチング?実話を元にしたアナケンドリック初監督の良作スリラー👏
「女をバカにするやつはやめなさい。でも女を大切にするやつもやめなさい。どっちもろくでもないから」昔ばあちゃんが言ってた
警察が無能なんじゃなく誰も女の話を聞かないだけ
面白い! pic.twitter.com/csINjrc8at
イベリン 彼が生きた証
これで泣かない人とかいんの!?ってくらいぼろっぼろ泣いたドキュメンタリー。監督は『画家と泥棒』のベンジャミン・リー。
『イベリン 彼が生きた証』#Netflix
— ナオミント (@minmin70) 2024年10月26日
難病で車椅子生活を送る青年が亡くなった。悲しみに暮れる家族は、息子がオンラインゲームで数多くの友と繋がっていたことを知る💻
開始3秒でもう号泣。親の知らない子の世界。きっとそこには現実よりも確かなリアルがあったのだと思う…
愛された人だったんだな😭 pic.twitter.com/GxGtyINuFv
いつか笑いあえるなら
Netflix配信のスウェーデンの家族ドラマ。いまのわたしには必要な映画でした。
『いつか笑いあえるなら』#Netflix
— ナオミント (@minmin70) 2024年11月7日
浮気中の夫、反抗期の娘にまだ小さな息子…家事に育児に大わらわな妻は、バラバラな家族を立て直そうと娘のポールダンス大会へ一家で向かうことにする👨👩👧👦今年も来ましたスウェーデン×ネトフリのブラックホース枠💃
セリフがしみじみ良くて、気付いたら泣いてた😢良作 pic.twitter.com/5UPdLEwNKI
動物界
ほーんと、いい映画だったなー。動物人間の造形もとても良かった。
『The Animal Kingdom』
— ナオミント (@minmin70) 2024年3月30日
人間が突如動物に変異する奇病が蔓延、隔離措置が取られる。病に冒された妻が行方不明となり捜索に明け暮れる中、息子にも変異の兆しが表れて…
めちゃめちゃ好き!動物人間たちの造形も最高だし音楽も◎鳥人間との友情も泣けたし父と子の物語としても😢排除か共生か、それとも pic.twitter.com/ITArGjeRPm
テリファー 聖夜の悪夢
血みどろはストレス解消になるんだよなぁ。
『テリファー聖夜の悪夢』
— ナオミント (@minmin70) 2024年11月29日
ハロウィンの惨劇を生き延びた姉弟の前に再び殺人クラウンが現れる🤡今回はサンタの扮装でギコギコしちゃうゾ🎅⛄🎄
アートさんキルする時ほんと楽しそうで最高なんだよな~!なのに急に真顔で飛び道具使うから卑怯すぎ😂ゴア満載なので血を浴びたい日にはうってつけ🍖満腹🙏 pic.twitter.com/5IijHqW4fo
ヒート・オブ・シティ 現金強奪
レンタルスルー枠。アクション映画としてほんと面白い。
『ヒートオブシティ現金強奪』
— ナオミント (@minmin70) 2024年4月26日
銀行強盗に失敗した元海兵隊員の兄弟。FBIやSWATの奇襲から逃げ果せたものの、兄の短気が災いしマフィアからも追われる身となってしまう…ニューオーリンズを舞台にした硬派なクライムアクション💥バッチバチの銃撃戦で最後までハラハラ!警察側のお話もしっかり🙆面白い pic.twitter.com/SUnwlIgZAo
未公開映画ベストテン
未公開映画は今年は93本観ました。去年は53本だったのでだいぶ増えたな。面白い映画にたくさん出会えたと思います。
1位 The Substance(来年5月公開)
絶頂期を過ぎた女優(デミ・ムーア)が若返りの薬品を手に入れて若く美しい自分(マーガレット・クアリー)を生み出す。だが若い自分が暴走し……。
いわゆるボディホラーの部類に入るんだろうけど、テーマ性がしっかりしているし、ジャンル映画としての嗜みも忘れてない感じがたまらない。もうラストにあんなの見せられたら優勝でしょ!ほんとに大っ好き。
2位 Tuseday
難病に侵された少女の前に死を司る鳥が現れる。だが娘の死を受け入れられない少女の母親が思わぬ行動に出て……。
「家族の喪失と向き合う」って映画はいくらでもあると思うんだけど、こんなユニークな切り口ははじめて観ました。どんな映画にも似ていない感じ。
A24はアリ・アスターとかアレックス・ガーランドなんかはもういいから、こういう新鋭タイプの映画を積極的に推してよ。
3位 FEMME
男たちに襲撃され心身に傷を負ったドラァグクイーン。だが加害者の一人がクローゼットのゲイだと知り、これ以上ない復讐を思い付いて、男と深い仲になるが……。
もう最初から最後までヒリヒリが止まらない、秀逸クィアスリラー。どうやらクロックワークスさんの配給で近々公開されるらしいです!痛々しくて苦しくてつらいけど、先の読めなさでいうと今年随一の面白さでした。ぜひ。
4位 Cuckoo
母を亡くし傷心の少女が父親と義母、義理の妹とともにドイツの山奥のリゾート地にやって来る。だがリゾートのオーナーはどこか不自然で、夜には謎の女が現れ、異様な雰囲気が漂う。やがてこの場所でよからぬ何かが行われていると気付くのだが……。
『Luz』のティルマン・シンガー監督の長編第二作。タイトルの「カッコウ」からわかる通りの映画ではあるんだけど……ものすごく変!
この奇妙さをわたしの語彙力ではうまく伝えられないのがほんともどかしいんだけど。とにかく真相がわかっても意味がわからない感じが最高で、ホラーでもあるけどいろんな要素がごった煮されてる感じ。
主演は「ユーフォリア」のハンター・シェイファー。
5位 V/H/S/Beyond
人気POVオムニバス「V/H/S」シリーズの新生第4弾。今回はSFに特化していて、どのエピソードも面白かった!シリーズでいちばん好きかもしんない。
まさかこのシリーズでインドダンスが見られるとは思わなかった「Dream Girl」が特にお気に入り!
6位 ODDITY
妹が不審死を遂げ、盲目の姉が真相を探ろうと曰く付きのマネキン(?変な人形)をつれて妹の元夫と後妻が暮らす家にやって来る。やがて怪異が起こりはじめ……。
いや雰囲気が最高。ずっとひたひたと不気味さが漂っているんだけど、独特のユーモアがあるんだよね。思わずふふっと笑ってしまうオチが粋すぎる。
7位 KNEECAP
アイルランド語を母語とするドラッグディーラーの青年二人がアイルランド語教師とラップグループを結成!?実在のラップグループ「KNEECAP」の結成を描く虚実ないまぜの劇映画。
アイルランド語の事情に詳しい訳じゃないので解説はプロにお任せするとして、言語とアイデンティティの密接な関係について改めて考えたくなる一作。映画はほんとはちゃめちゃなんだけど(笑)。
8位 MONOLITH
再起をはかろうとするジャーナリストが、突如目の前に現れるという奇妙な黒い物体の噂を聞き、自身のポッドキャストで取材をすすめていく。謎を探る中、やがてその物体と自身の繋がりに気付き、主人公は疑心暗鬼に駆られていく……。
オーストラリアのSFスリラー。ほぼ一部屋内で起きる一人芝居なんだけど、こういうミニマムなSFが個人的に好きなのよね~。
次第に憔悴していく主人公を『死霊のはらわたライジング』のリリー・サリバンがいい感じに演じてます。
9位 The Contestant
90年代後半、日本のバラエティ番組で「懸賞生活」の企画に出演し一躍時の人となったコメディアン、なすび。孤独に苛まれ死も意識したという彼はいま何を思うのか……。日本のテレビ業界の暗部にも切り込んだ、イギリスのドキュメンタリー。
当時見てましたよ、電波少年。その裏側がこんな過酷なものだったとは知らなくて、愕然としました。プロデューサーとか当時の番組関係者にも話を聞いてるんだけど、あの頃のテレビはやっぱり正気の沙汰じゃなかったんだなと改めて思った(まったく悪びれる様子もないのがその根深さを物語ってるよね)。
何らかの形で日本でも観られるようになるといいな。
10位 How to Kill Monsters
ハロウィンの夜。誤って召喚してしまったモンスターが友人たちを殺害。なんとか退治したファイナルガールの女性だったが、手違いで殺人の容疑者として警察に捕まってしまう。しかも署内にモンスターが現れて……。
『ブック・オブ・モンスターズ』の製作陣によるクリーチャーホラーコメディ!プラクティカルなエフェクト満載でほんと楽しい。ストーリーにも捻りがあって、この展開は読めなかった!
いやーほんとこういうのわくわくしちゃう。超好き。
特別枠 Sasquatch Sunset(サスカッチ・サンセット/来年5月公開)
あるビッグフットの一家の一年を追ったネイチャードキュメンタリー(という体)。
こんなんね、実質1位ですよ(爆笑)。
フィルマ開いたら★2.9で、いや多分それが妥当な数字だと自分でも思うんだけど、わたしは4.5付けたの。つまり、そういう映画です。がはは!
そのほかに、詐欺野郎を捕まえるため盗んだバイクで走り出すおばあちゃんの映画『Thelma』、どんくさ男の変則的雪山サバイバル『White Out』、ヒルビリーホラー?と思いきやまさかのホームインベンションもの『LOWLIFE』、いかれた教義のせいで散々な目に合う修道女をシドニー・スウィーニーが体当たりで演じる『Immaculate』、不気味な雰囲気もニコケイの顔芸に持っていかれる話題のオカルトスリラー『LONGLEGS』、ドラァグクイーンvsヴァンパイアのファビュラス系「フロムダスクティルドーン」『SLAY』などなど好きな作品もたくさんありました。
2024年新作ドラマベストテン
実は今年はドラマも結構観れた一年で(言っても単発含めて30本くらいだけど)、せっかくなんでベスト10を出してみようかと!最後だっつーのに急に新しいことやり出してからに……。
1位 虎に翼
わたし朝ドラってほとんど観たことなくて、多分最初から最後まで欠かさず観たのこれがはじめてだったかも。ほんと面白かった。
ていうか朝ドラって、毎日平日の15分で緩急を付けつつ、一週間で一つのエピソードを終えないといけない。改めてすごい技術が必要な枠だよなと思った。製作陣に敬服。
よねさんと轟が大好きだった~!二人が弁護士として活躍するスピンオフとか、いつかやってほすぃ。
2位 SHUT UP

今年地上波のドラマを積極的に見るきっかけになった一作。
日々の生活にも事欠く女子大学生4人組が、友人の望まない妊娠をきっかけに理不尽な現実に立ち向かう。いわゆる「性的同意」についても盛り込み、期せずしてタイムリーな作品ともなりました。
こういう作品が作られる日本のドラマ界にはまだ良心があるのかも、なんて希望も持てるドラマでした。
3位 ハートストッパーS3

もう説明不要ですよね。今回はチャーリーの精神的な部分にスポットが当たっていて全体的なトーンが重苦しいシーズンでもあったんだけど、ニックをはじめ、キャラクターのさらなる深堀りがなされてますます愛おしくなっちゃった。
このドラマは俳優さんたちが若いこともあって、その成長とともにキャラクターが形作られているような感じがあるんですよね。そういう意味でも、稀有なドラマだと思います。
4位 作りたい女と食べたい女S2
S1同様、安定の安心感。
春日さんと野本さんの距離がぐっと近付いて、きゅんとしたり、ソワソワしたり、ほっこりしたり。食べ物もほんと美味しそうで、毎回癒しをもらえるドラマでした。
いつかまた二人に会えるといいなぁ……。
5位 パーセント
学園ラブコメドラマの企画が通った新人プロデューサーが、上層部から出された条件。それは「主人公を障害のある人にすること」……。魅力的な俳優との出会いによって、手探りのドラマ制作が始まる。
全4回なのがもったいないくらい、ほんとに良いドラマだったー!
当事者表象とポジティブアクションについて「制作者側」から自己批判も交えながら発信する、意義のあるドラマだったと思う。こういうドラマが作れるのは、やはりNHKの強みだよな。
6位 アンメット ある脳外科医の日記
医療ドラマではあるんだけれど、ほかと違うのは「病気を治す」ことが主眼ではないこと。一部の脳機能を失ったり、障害やリスクを背負うことも込みで「その人である」と肯定するのがテーマだったように思う。
俳優を信頼したような撮影も印象的で、それは視聴者を信頼しているからできることでもあるんだなと思った。地上波のドラマを毎週楽しみに待つ、という感覚を久々に味あわせてもらいました。
あと、このドラマのおかげですっかり杉咲花ちゃんの虜。もぐもぐがかわいすぎるんよ。
7位 三体(Netflix)

原作未読、中国のドラマ版も未視聴でしたが、めちゃめちゃ面白くて一気見。濃厚なSFドラマでしたね。シーズン2も楽しみです。
8位 百年の孤独

こちらはウン十年前に原作既読。細部は忘れてたけど、ガルシアマルケスの独特の世界観がしっかり再現されていた映像化だったと思います。パート2が来る前にもう一回原作読み返したい。
9位 イシナガキクエをさがしています

「家族のようだった」というイシナガさんを長年探し続ける男性に捜索を依頼された撮影スタッフ。番組内で情報提供を呼びかけ、行方不明の女性の消息をたどるが……。
かつてよくあった「公開捜索番組」のフォーマットを用いて、ものすごく不穏なホラー作品に仕上げたモキュメンタリー。写真や映像、何もかもが不気味。なのにスタジオのアナウンサーもゲストもしれっとしてるのが余計に怖い(笑)。一方、最終話では悲しい物語も垣間見えて、構成がほんとに巧いと思った。
最近、同製作陣による「飯沼一家に謝罪します」も見たのですが、怖さという点では圧倒的にイシナガキクエに軍配。
10位 アガサ・オール・アロング

ジョー・ロックさん目当てで、なぁんにも知らずに見始めたんだけど(そもそもおれはマーベル作品に疎い)、いやあ、ハマりましまね!中年~高齢の女たちが活躍するのも嬉しいし、何より魔女ものはやっぱり楽しい。テーマ曲となる「魔女の道のバラッド」がしばらく頭から離れなかった。
特に7話が神回。
そのほか、サムにも春がやって来た!?「サムバディサムウェアS3」、原田泰造演じる昭和気質な父親がゲイの青年と友だちになってアップデートを試みる「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」、詐欺宗教から信仰の本質を探る「仮想儀礼」、中盤でガラリと趣きが変わるオカルトミステリー「全領域異常解決室」なんかも楽しかったです。
というわけで……
前述の通り、今回で本ブログの更新は最後となります。改めて、お読みくださった皆さまに感謝申し上げます。
もちろん映画は好きなので、ブログは書かなくても、今後も映画鑑賞は続けます。読者登録させていただいているブログさんのエントリも読みに行きます。痕跡が残っていたら、ああ、あいつ生きてるんだなと思ってもらえたら、嬉しいです。
来年も、再来年も、ずっとずっと、素敵な映画と出会えますように。皆さんの心身の健康と、楽しい映画ライフを祈ります。
ではでは!
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